役割分担

医師や看護師の仕事はとにかく時間を選ばず、場所を選ばず忙しいことと思います。

そんな中、やはり医師や看護師の数は絶対的に足りていないといわれています。

ただでさえ、忙しい仕事と言えるのに、医師や看護師が足りないのであれば、実際に働く医師や看護師はより多くの職務が与えられてしまうことになります。

人はどんなに責任を持って仕事をしていたとしても、過度の労働によって、その責任を果たせなくなってしまうこともあります。

疲労による医療ミスや診療ミスを生じかねません。

患者を助ける為に懸命に働き、しかし、その結果、患者を苦しめてしまうということもあり得るのです。

やはり、どんなに優秀な医師や看護師であっても集中できる環境が整っていてこそ、その能力を発揮できるのだと思います。

医師や看護師としても、診療、看護に集中できる環境が一番の望みなのではないでしょうか。

最近では医師、看護師、薬剤師というそれぞれの職務に当たる人たちがそれぞれの職種で働くのではなく、一通りの流れができるように1人の患者をトータルに把握するよう、各々がチームとなり、医療、看護というのが見直されてくる様になった様です。

この様にチームにすることによって、医師、看護師、薬剤師は、それぞれ自分の役割を明確にし、互いに役割を担うことで、協力し合うことで、より良い医療を行うことができる様です。

効率的な連携プレーはこれからの医療をささえていくのでしょうか。

2007年、日本では厚生労働省から「医師及び医療関係職と事務職員等の間等での役割分担推進について」という通知が出されました。

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さまざまな患者さん

患者さんの中には慢性的な病状の方も多くいらっしゃいます。

その場合、医師の指示を待つという形だけではなく、常にチームでの流れを作って、看護師は医師の指示を待たず、判断し、決定、処置してもよいとしているそうです。

こういった判断は難しいことにも思えますが、臨機応変にすることで、患者さんの為になるのであれば、それはそれでいい治療ということになります。

薬剤投与の調節などはこの代表的な例で、看護師が患者の状態に合わせ、医師からの指示の範囲内で薬の量を調節することができるのです。

また、静脈注射においても、看護士ができる様にします。

ある国では注射は看護師がするという国もあります。

また、救急医療の場面において、診療優先順位の決定を看護師がしていいということになっています。

入院中の患者さんの生活に対しても様々なシーンにおいて看護師が行っていいとされているそうです。

もちろん、医療の場面では医師の指示が最も大切と言えますが、この様にチームプレーで医療に当たることでより良い医療を患者さんに提供することができると言えます。

診療前の説明を患者やその家族に看護師が行なえるようにしたり、検査や採血の説明を看護師が行なうなど、看護師の幅広い活躍で、スムーズに医療を行える様になります。

同じ患者さんを看ているのに、その部分はわかりませんと言われるよりもよっぽど患者さんにとっても安心感があります。

医師、看護師、薬剤師どの人に聞いても、安心する答えを得られるということは治療にとってもいい効果があると思われます。